AUD/JPYスワップさや取りについて
昔からスワップさや取りのとしては定番の通貨です。
以前はスプレッドが今よりも広く、スワップポイントも不安定な時期がありました。そのころは¥20以上を目安にポジションを持つかどうかを決めていましたが、最近はスプレッドが狭くスプレッド回収期間が短く安定しているので、いつエントリしても良いでしょう。
期待利回り
クロス円はリスクオフ時には円高になりやすいため買いポジションはレバレッジ2.0倍にしており、逆に急激な円安にはなりにくいため売りポジションは3.0倍としています。
スワップさや取りランキングではレバレッジ(買、売)=(2.0、3.0)としていますが、先進国通貨なのでレバレッジを上げれば年利2.0%以上も安全に狙えます。
現在のスワップポイントが続いてくれると期待利回りは以下のようになります。
条件はスワップポイント10日平均値、10000通貨、投資金額\839592、レバレッジ(買、売)=(2.0、3.0)としています。
順位 | 年利(%) | 業者(買/売) | SP | SW | さや日額 | SP回収 期間(日) | さや年額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9.8 | DMMFX | 0.5 | 118.5 | ¥225.9 | 0.5 | ¥82453.5 |
FXブロードネット | 0.6 | 107.4 | |||||
2 | 9.7 | みんなのFX | 0.5 | 116.5 | ¥223.9 | 0.5 | ¥81723.5 |
FXブロードネット | 0.6 | 107.4 | |||||
3 | 9.7 | LIONFX | 0.6 | 116.0 | ¥223.4 | 0.5 | ¥81541.0 |
FXブロードネット | 0.6 | 107.4 |
※SP回収期間はスプレッドコストを1日あたりのさや(スワップポイント差)で割った値です。実際には付与日数3日などがあるため、これよりも短くなることがあります。
スワップさや取りの詳細なランキングとスワップポイントの詳細はこちらで確認できます。
リスク
これと言ったリスクはありません。
年利の魅力は先進国通貨に比べれば低いですが、さやの安定感、低リスクの安心感から考えると十分と言えるでしょう。
総評
初心者の方にもお勧めの通貨ペアです。
ありがちな失敗として、売りと買いのポジションの数量を間違えることがあります。このような失敗ポジションを一旦決済しても、スプレッドコストも低いので被害は小さく済みます。
今のところTRY/JPYがスワップさや取りのベスト通貨ペアですが、いずれ現在の状況も変化することもあるでしょう。一定程度の割合はAUD/JPYを持っておくのもリスク分散の観点から良いのではないでしょうか。
お勧めのFX業者
買い業者はみんなのFX、LIGHT FXがベストになっています。マネーパートナーズFXnanoも良いでしょう。
長いことLIONFXが¥50固定でスワップポイントを提供していましたが、残念ながら終了してしまいました。まだ比較的高めのスワップポイントを提供してくれていますが、候補からは外れ気味です。ただLIONFXは他の通貨ペアでも良いスプレッドがあり、ツールも使いやすいためお勧めの業者であることに変わりはありません。
FXTFは1000通貨コースならスプレッドも狭いので候補になりそうです(KABAは使っていなのでそれ以上の評価はできませんが・・・)。
売り業者はDMM FX、外為ジャパンとマネーパートナーズFXも良い感じです。マネーパートナーズFXのnanoとは提供されているスワップポイントが大きく違うのでご注意ください。
ところでマネーパートナーズFXnanoで買いポジション、マネーパートナーズFXで売りポジションを持つことで小さいながらもさや取りが可能となっています。果たしてそのような使い方が許されるかは微妙なところですが・・・(避けておいた方が無難という気がします)。
下記のランキングを参考にしてみてください。
買い | 売り | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スワップさや取りの詳細なランキングとスワップポイントの詳細はこちらで確認できます。
※期待利回りなどのデータは最新(2024/11/13(水) 20:36:39)のもので更新されていますが、記事の内容は2019/05/19時点のものです。データと内容が合致してない場合がありますのでご注意ください。
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